先日、今年のボジョレーヌーボーが解禁しました!

毎年11月の第3木曜日、フランスのボジョレー地方で採れたブドウで造られるワインの新酒を世界各地の愛好家が待ちわびています。

ですが、何故11月のこの時期か皆さんはご存じですか?

中世フランスでは今のように熟成されたヴィンテージものは重宝されていませんでした。
それもそのはず。

以前は現代のように貯蔵用の木樽が不完全で、空気やバクテリアが入り放題でした。

そのため、上流貴族でさえもワインにショウガやはちみつを入れて飲んでいたくらいで、庶民ともなれば常に酸っぱい酸味のきついワインを飲んでいました。

それが、この季節だけは(ボジョレー解禁の時期)、下々の者であっても新鮮でおいしいワインが飲めたのです。

もちろんそれは上流のものではないですが、普段飲んでいるものと比べればよっぽど上等なワインだったでしょう。

当時の庶民の生活は、日の出とともに起床し、一日中農耕に従事し、暗くなれば床に就く。

冬になれば3カ月は仕事ができない。

もちろん食料は、とってある古い穀物や塩漬肉を食す。

準備ができない者は食べ物と寒さに飢えて死ぬしかない。

ヨーロッパというのは経度も高く、意外と厳しい自然環境です。

なので、ボジョレーの時期というのは1年のうちでもっとも愉快なお祭りの時期といっても過言ではないのです。

ボジョレーヌーヴォーを「いまいち物足りない」と感じるワイン通もいるようですが、癖のないその味は、ワインに慣れていない人でも飲みやすい、フレッシュな味わいと言えるでしょう。

飲む際は冷蔵庫で1時間ほど冷やしたほうがおいしく飲めます。

日本では、時差の関係で世界で最も早く味わうことが出来るボジョレーヌーボー。

皆様もたまにはゆっくりボジョレーヌーボーでも飲んで、大人のリラックスタイムを過ごしてみてはいかがですか?

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